今回はもしかしたら音楽家の人生を変えるかもしれないフラベリック錠の副作用についてお伝えしたいと思います。服用したことにより音感の変化があったことが報告されています
フラベリック錠の基本情報
医薬品名 | フラベリック錠20mg |
成分名 | ベンプロペリンリン酸塩 |
薬効 | 下記疾患に伴う咳嗽(咳止め) 感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、上気道炎 |
用法用量 | 通常成人1回20mgを1日3回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
フラベリック錠の副作用
種類\頻度 | 0.1%~5% | 頻度不明(自発報告のため頻度不明) |
精神・神経系 | 眠気、めまい | |
消化器 | 口内乾燥、腹痛、食欲不振、胸やけ | |
過敏症 | 発疹 | |
その他 | 倦怠感 | 聴覚異常(音感の変化等) |
症例
絶対音感を持つ人がフラベリック錠を服用したところすべての音が半音下がって聞こえるという事例が報告されています。その機序については不明とのことです。(メーカー問い合わせ)
まとめ
フラベリック錠の副作用である音感変化について医療関係者も知っている人は少ないため音楽家の人は気を付けていただければと思います。
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