2020年5月14日にAGCの子会社であるAGC Biologics社が原薬製造を受託している、米国CytoDyn社の開発したレロンリマブについて、米国FDAが第2b/3相臨床試験実施を承認したと情報がありましたのでまとめていきたいと思います。
他の治療薬候補については下記にまとめていますのでよろしければご一読ください。
レンロリマブ
レンロリマブはHIV / AIDS、癌、COVID-19、GvHD(移植片対宿主病)、およびNASH(非アルコール性脂肪性肝炎(NASH))を含む複数の治療法の可能性がある薬剤として開発中の薬剤となります。
作用機序
RANTES(マスター免疫調節分子)の正常な受容体(CCR5)を遮断し、RANTESの影響を効果的に低減し、サイトカインストームの鎮静、免疫恒常性の回復、および血漿ウイルス量の減少させると考えられている。
現状
米国FDAが第2b/3相臨床試験実施を承認されました。
まとめ
現状はまだ臨床試験中のため結果が待たれるところですね。
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